アナイス「今度は君? 疲れてる人を癒す仕事だなんていうけど、僕の方が忙しくて参っちゃうよ」
アナイス「ま、比較対象があいつらじゃ、僕を選ぶのも当然だよね。正しい選択ができたことは褒めてあげる。そこ座りなよ、何か飲む?」
アナイス「これ? これは僕専用の秘蔵トレントジュースだよ。普段店で出してるやつの5倍くらいするんだけど、まあいいや、どうしても飲みたいなら特別に飲ませてあげてもいいよ」
アナイス「美味しいでしょ? 有難く飲みなよね」
アナイス「アルコール? ……ないよ。好きじゃないんだよね。……飲めないわけないじゃん、子供じゃあるまいし。……何その顔」
アナイス「大体さぁ、お酒飲まないとストレス発散できないとか、そんなことなくない?」
アナイス「僕なんて生まれてこのかたストレスなんか溜めたことないよ。人望ってやつがあれば自然と人が跪くんだし」
アナイス「え? 他人は跪かせるものでしょ? 君臨して、支配して、蹂躙するものだよ。当たり前じゃないか」
アナイス「どうやってって、簡単だよ。人間にはいくらでも弱いところがあるんだから、それを見つけてちょっとつついてやるだけさ」
アナイス「そうすれば、疲れるようなことなんかなくなるよ。試してみれば?」

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